副業は自分で仕事を見つけてくる所が大変そうですが、そこでクラウドソーシングサービスで仕事を探して挑戦してみました。
気になる点などをまとめましたので参考になればうれしいです。
ランサーズとは
クラウドソーシングサービスは、仕事を依頼したい企業と、仕事を受けたいフリーランスや副業を探している人を、インターネットを通じてつなげるサービスです。
今回は日本最大級のクラウドソーシングサービスを提供している、ランサーズで挑戦してみます。
どんな仕事や案件があるのか?
未経験者・主婦OKの作業系案件から、システム開発・動画編集・デザイン制作などの専門知識を必要とする案件まで幅広くあります。
全体の件数も17,000件前後ありました。(2023年9月時点)
ランサーズは仕事の内容に合わせて、3つの仕事の形式があります。
タスク方式の依頼
1つの依頼に対し多人数のランサーが同時に作業を行う仕事方式です。
アンケートやレビュー作成など比較的簡単な作業になります。
プロジェクト方式の依頼
クライアントは最初に仕事の依頼を作成し、ランサーから見積もり(価格・納期・内容)を募集します。
契約をした後、納品すると報酬を受け取ることが出来ます。
プロジェクト方式の報酬の支払い方法は固定報酬になり、契約時に金額を決めます。
コンペ方式の依頼
クライアントは提案の中から最も気に入った提案を出したランサーに対して、報酬を支払い、その対価として提案を買い取ります。
採用されなかったら、1円にもなりません。
ランサーズの手数料は?
手数料はこんなに取るんだ~って感じですね。
税金も引かれ、手数料も引かれると思った以上にきつそうです。
- ランサー(受注者) :16.5%(消費税抜の税率:15%)
- クライアント(発注者) :5.5%(消費税抜の税率:5%)
実際に契約金額が1万円(税込)の作業を受注した場合
ランサー(受注者)は契約金 1万円から、消費税10% 909円を引かれ、さらにシステム手数料 16.5% 1,500円を引かれ、手取りは7,591円です。
クライアント(発注者)は、契約金額 1万円 + システム手数料5.5% 550円の合計で10,550円支払いになります。
金額計算ツールで計算すると、下記の様になります。
税抜金額を入力すると、手取り金額が表示されます。
画像引用:金額計算ツール
報酬の支払い方法は?
報酬の支払い方法は、指定口座への銀行振込になります。
締め日 : 毎月15日、毎月月末
お支払い日 : 15日締め分は、当月末日にお支払い
月末締め分は、翌月15日にお支払い
<注意>支払条件を満たさないと支払われません。
支払条件1:ランサーズ口座残高の合計が1000円を超えている
支払条件2:本人確認が承認済みとなっている
支払条件3:報酬出金管理ページで正しい「振込先口座情報」を設定している
支払条件4:出金方式を「自動出金方式」としている
出金方式とは?
出金方式は自動出金方式とキャリーオーバー方式の二つから決めることが出来ます。
初期設定はキャリーオーバー方式になっています。
自動出金方式
この方式を選択した上で、振込条件を満たしている場合に、ランサーズの振込スケジュールに沿って自動的に振込が行われる方式です。
キャリーオーバー方式
この方式を選択していると、自動的に次回以降の締め日まで出金が繰り越されます。払出はされません。
しかし獲得から180日間、または15日間(下請法対応を適用された仕事の報酬)を超えた報酬については、支払条件をご登録口座へ払い出されます。
その際に振り込み条件 を満たしていない場合、報酬放棄とみなされるのでご注意下さい。
振込手数料は?
振込手数料はもちろんかかります。
楽天銀行だとお得なので、口座が無い場合は作ってもいいかもしれません。
楽天銀行 振込手数料:110円(税込)
それ以外の銀行 振込手数料:550円(税込)
まとめ
報酬の未払いの心配は?
ランサーズでは仮払いサービスというものがあります。
仕事の報酬を仕事を行う前にランサーズが一旦代金を預かり、仕事が完了した段階で、ランサーズからランサー(受注者)に報酬が支払われる仕組みになっています。
ランサーズが倒産しない限り大丈夫です。
まとめ
ランサーズのメリットは、大手国内クラウドソーシングサービス企業であり、多数の案件があることが魅力です。
また利用者が安心出来る取り組みもいくつもあります。
デメリットは単価が異常に安い案件があったり、仕事内容に相違が発生しやすいなどの点があります。
注意しながら副業を探しましょう!
次回は登録方法についてです。
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